虫たちの食卓

これは先週のこと。
梅雨の中休みのような日に、林の奥でこんな光景を見てきました。


アラカシの木の高いところに、カナブンとチョウと、それから穴にもぐり込んでいるのはクワガタムシのようです。


チョウはサトキマダラヒカゲ、クワガタはヒラタクワガタでした。


よく見ると他にハエなども来ています。よほど美味しい樹液が出ているようです。


なかなか順番が回ってこないカナブンとキマダラが、しびれを切らして顔を突っ込むので、


ヒラタがちょっと怒りましたよ。


そのうちにキマダラは飛んで行き、ヒラタは場所を変えましたので、


カナブンは嬉々として(たぶん)、穴にもぐり込みました。
クワガタに比べて丸っこい体ですから入りにくそう。はさまっているみたいに見えますね。


隣の木には大きなシロスジカミキリがいました。これが樹皮をバリバリ囓って、そこから出てくる樹液に虫たちが集まるようです。


バリバリバリ...この口で噛まれたら、かなり痛そうですね。



2016-06-28 nk

白いトラのしっぽ

梅雨のさなかですが、今日はいい天気です。


これは今日の空と海。さわやかでした。

さて、今、林内にはオカトラノオが咲いています。今日も見てきました。

オカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)
草の茂った中で、うっかりすると見落としてしまうのですが、
私はこの花を楽しみにしていましたので、ちゃんとチェックしているのです。


先週末ごろから咲きはじめました。


花のひとつひとつは星形で可愛いですね。

ハマボッス(サクラソウ科オカトラノオ属)
海浜植物のハマボッスは、同じサクラソウ科オカトラノオ属で近縁なのだそうです。
気がつかなかったのですが、たしかに花の形などちょっと似ていますね。



ところで、オカトラノオというのは、“丘虎の尾”です。
トラのしっぽのように垂れ下がって花が咲き、また、ウミトラノオ(海虎の尾)という海藻と区別して“丘”がついたのだそうです。
真っ白な花ですから、つまり、白いトラのしっぽですね。



2016-06-17 nk





コゲラの親子

今日の午後、珍しくコゲラたちの騒ぐ声が聞こえてきました。

コゲラ(キツツキ目キツツキ科)
ははぁ、親鳥が幼鳥を連れて来たのですね。




親にぴったりくっついています。エサをおねだりして鳴いていたのでしょうか。




待っていますけど、なかなかエサはもらえませんね。




エサをもらうところが見たくて、私も待っていましたが、この子は結構大きくなっているので、親としては「もう自分でとりなさいね」と放っているのでしょう。




それでもずっと一緒に、木から木へ回っていました。




群れを作らないコゲラは、よくエナガたちの群れにまじってやってきます。




はい、今日も一緒でした。


エナガ(スズメ目エナガ科)


エナガさんも、小さい子を連れていらっしゃ~い。



2016-06-07 nk

いろいろなサボテン(…のようなハマボウフウ)

今日、浜辺に出たら、少しまえまで花盛りだったハマボウフウが、どんどんサボテンになっていました 果実をつけはじめていました。



こういうのとか、



こういうのとか、


すこし赤っぽいのとか、

ハマボウフウ果実(セリ科ハマボウフウ属)
こんなトゲトゲのとか。

いつ見ても面白いなぁと思います。

ハマボウフウのつぼみ
こういう可愛いつぼみが、

ハマボウフウ開花はじめ
ふわっと開いて、

ハマボウフウ開花
開いて、そして、最後にサボテン(…のような姿)になるのですから。

浜では他に、

ハマダイコン果実
串団子(…のようなハマダイコンの果実)とか、

ハマボッス(サクラソウ科オカトラノオ属)
ハマボッスの花なども、見ることができます。

ハマエンドウ(マメ科レンリソウ属)
今年はハマエンドウが増えたようで嬉しいです。

テリハノイバラ(バラ科バラ属)
そろそろテリハノイバラも咲き始めましたよ。

ハマヒルガオ(ヒルガオ科ヒルガオ属)
ハマヒルガオの花期はまだまだ続きます。

生の松原海岸とマツ林
いろいろ海浜植物の自然な姿を見ることができて楽しい海辺だなぁと思います。


2016-05-31 nk

やっと会えた、シメ。

最近、常連さんとは違う鳥がいるなぁと思ってはいたのです。

そして、詳しい方が「シメの鳴き声がします」といって、特徴を教えてくださいましたので、気をつけて見ていたのです。

シメ(スズメ目アトリ科)
はい、今日はやっと、その姿を確認することができました。


サクラの実を食べていますね。 立派なくちばしをしています。


シメという名前は、スィーとか、ツィーとかに聞こえる鳴き声からきているそうですが、時々、ピチッとか、プチッのような声が入るのが面白いです。


シメは、本州以南では冬鳥といいますので、もう渡っているだろうと思っていましたが、
古い本を見ていたら、「4月下旬までとどまる」と書いてありました。
5月半ばのこの時期にいるのは、のんびり屋さんなんでしょうか。それとも、習性に変化があるのでしょうか。


2016-05-17 nk